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こんばんは。ゆっきぃです。昨日はゆっくり寝られましたかね(^^)?
今年のキャンプは天気もよくて、いいあんばいでしたなぁ。。ただ暑かったね(~_~;)
ところで、今日の17時47分(日本時間)に予定されていたスペースシャトルディスカバリーの
着陸が天候不良で延期になってしまいましたね。。
・・・そんなにケネディ宇宙センターの天気はわるかったのかなぁ?
今日のケネディ宇宙センターの上空は曇りだったそうです。
雷や吹雪じゃなくて雲だけ。。
雲くらいなら突っ切って着陸しちゃえばいいのに。
雲だけなら飛行機も着陸しちゃうんじゃないかな。と思わない?
なんで着陸しなっかったんだろう?
・・・
それはスペースシャトルの着陸が飛行機に比べてずっと難しいから。
じゃあ、どのくらい難しいのかな?
飛行機が着陸するときには機体や気候にもよりますが、約250km
(高速バスで4時間かかる仙台−新潟間が1時間でいけます。1秒間では70m進みます。)
の速度で車輪を地上につけます。
それに比べて、スペースシャトルは・・・
大気圏に突入するときに1600℃以上(ちなみに鉄は1500℃で溶けちゃいます。。)
に熱せられたあと、徐々に速度を下げるものの、約時速350km
(5時間半かかる仙台から新潟の真ん中までが1時間。1秒間では100m進みます。)
で車輪を地上に着け、その後、ブレーキとパラシュートの力を借りて速度を落としていきます。
飛行機よりも気をつけて操縦しないと、ちょっとよそ見をするとあっという間に・・・。
手元の少しのズレが機体には大きな大きなズレとなって影響しちゃうんだね。。
だから、スペースシャトルの着陸には飛行機の着陸以上に細心の注意が払われます。
燃料が残り少ないディスカバリーは、明日また着陸に挑戦するそうです。
明日のケネディ宇宙センターは雲もない、いい天気でありますように。。。
よかったよかった。
ところでシャトルの帰還の大変さですが、スピード以上に難しい問題があります。
それは、「一度始めちゃったら、後戻りできない」ということです。
軌道上でシャトルに積んでいる燃料というのは、電気を作るためのもので、
飛ぶための燃料は全く積んでいません。
(飛ぶための燃料は全部、オレンジ色のタンクに積んでいるんですね、これが)
普通の飛行機なら着陸がうまくいかなさそうなときは、もう一度上昇してやり直せます。
でも燃料を持たないシャトルは、着陸がうまくいかなさそうだからといって、
やりなおすことができないんです。
万が一降りてくる途中で、計器が故障してしまったとしても、パイロットは自力で
滑走路を見つけて着陸するしかありません。
普通の飛行機なら、とりあえず空港に近づいてから、ゆっくり着陸できますが、
着陸がやり直せないくらい余裕のないシャトルでは、そんなことはできません。
なので、今回のように天気が悪くて見通しがきかないと危ないので
降りることができなかったんです。
まあ、何はともあれ無事に野口さんを乗せたディスカバリーが戻ってきてくれました。
本当にクルーのみなさん、お疲れさまでした。